こんな疑問はありませんか？

• どうして健康保険に加入しないといけないの？
• 国民健康保険で受けられるサービスって？
• 保険料は払わないといけないの？

そんな疑問にお答えします！

どうして健康保険に
加入しないといけないの？

医療保険制度と国民健康保険について

私たちはいつなんどき病気にかかったり、思わぬケガをしたりするかわかりません。
このようなときに備えて、お互いが収入等に応じて保険料を出し合い、助け合うのが医療保険です。
日本では、すべての国民が必ず何らかの公的な医療保険に加入することになっています。（国民皆保険制度）
公的な医療保険は、大きく分けて次の2つがあります。

社会保険

会社員のように、勤務先等で加入する医療保険

国民健康保険

自営業者など、社会保険以外の方が加入する医療保険

※75歳以上の方は、後期高齢者医療制度に加入します。

国民健康保険で
受けられるサービスって？

療養の給付

病院等を受診したとき、医療費の3割又は2割を支払えば、残りは国保が負担します。またその支払いが自己負担限度額を超えたときは、高額療養費を支給します。
例えば大きな病気が見つかって手術や入院で医療費が1ヶ月に100万円かかるようなときも下記の図のようになります。

（例）３割負担で、自己負担限度額が「エ：57,600円」の場合

• 高額療養費の支給

  

  手術や入院等で、病院等での支払いが
  「自己負担限度額」を超えたときは、
  超えた部分を高額療養費として支給します。

• 入院時の食事代

  

  入院時の食事代は、一部を支払えば、
  残りは国保が負担します。

• 出産育児一時金の支給

  

  被保険者が出産したとき、支給されます。

• 葬祭費の支給

  

  被保険者が亡くなったとき、
  葬祭を行った人に支給されます。

保険料は払わないといけないの？

皆様に納めていただいた保険料は、先ほどご紹介した様々な給付等に充てられます。
保険料は国民健康保険を支える大切な財源で、保険料を納めることは、皆様が安心して医療を受けられることにつながっています。

国民健康保険では、住民票の世帯単位で保険料を請求します。
また、保険料は、世帯主（住民票に記載されている世帯の代表者）に納付していただきます。
世帯主が社会保険や後期高齢者医療制度に加入されていても同様です。
世帯の中に1人でも国民健康保険に加入されている人がいたら、世帯主名義で通知書が届きます。

納付しないとどうなるの？
納付できないときはどうすればいいの？

保険料を納付しないでいると、督促状が届き、財産調査や財産の差押処分が行われます。また、延滞金を払わないといけなくなったり、給付（サービス）の一部が差し止められたりすることもあります。
失業や災害など特別な事情で保険料の納付が困難なときは、御事情に応じて減免や分割納付などが認められる場合があります。滞納するよりまずはお住いの区の区役所へご相談ください。